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スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

評価:
ジョージ・ルーカス,ヘイデン・クリステンセン,ユアン・マクレガー,ナタリー・ポートマン,サミュエル・L・ジャクソン,クリストファー・リー,フランク・オズ,サミュエル・L.ジャクソン
公開終了間際になって駆け込み鑑賞。
新シリーズが始まって6年。
何とはなしに観てきたけれど、然程思い入れがあった訳ではなく。自分の生まれた年に始まった旧作をきちんと見た事も無かった。
それでも、あのグランドフィナーレには涙が出た。


EP2に続いてのアナキンとパドメのバカップルぶりを始めとする人物描写の薄さ、駆け足過ぎる展開、記憶に残らない脚本の弱さ(まーこれは多分に私の記憶力のせいですが…)、CG多用の弊害のような画面の猥雑さ等々。
”映画として”評価すれば新シリーズは失敗作と言ってもいいんではなかろうか。そんな欠点を笑い飛ばすような突き抜けた面白さも魅力もEP2までは感じられなかったし、EP3でもそれほど状況は変わらない。それでも。しつこいけれど、それでも。

ルークと名付けられた幼子を抱いて、アナキンの、最早その名を捨て暗黒卿に成り果てた愛弟子の生まれ故郷の砂漠を歩むオビ=ワンの孤影。幼子を預けられた夫婦が見る沈む二連の太陽は、いつか少年の臨む朝日になる。救いようもなく暗闇に落ちていく世界の始まりは、確かに新たな希望に繋がっている。「EP3/Revenge of the Sith」から「EP4/New Hope」へ。

あざといと言えばもー本当にベタベタにあざといんですが、何と言うか「神なき世界の神話」を創ろうとしたJ・ルーカスの信念(というべきか執念というべきか)に打たれました。参った。この全てにつながるラストのために新シリーズはなくてはならないものだったんだなーとしみじみ。ましてや28年待ち続けた人々にとっては、感慨深さは比べ物にはならないだろうと思うと、羨ましい限りです。祝祭の後ってのは寂しいなぁ。

とうとうダース・ベイダーになってしまったアナキンですが、登場から何かもうどす黒いです。ダーク・フォースがムンムンですよ。逃げて!逃げてマスター!パドメとのシーンでの過剰にエロスなオーラといい『海辺の家』での初々しさはどこへいってしまったんでしょうかヘイデン君は。お姉さん悲しいよ。あちこちで言われてるように、暗黒面への落ち方がどうにも幼稚なところもちょっと悲しい。でも手術台(仮面ライダーかと思ったよ!)の上で黒いマスクを被った瞬間、まさにルーカス曰くの「パズルのピースがはまった」快感がありました。うーん旧作を見たことが無いのに、この刷り込みぶり。

そしてEP2では「アイドル」と言って憚らなかったオビ=ワンは、アイドルを超え「ヒロイン」の座に昇りつめておりました。え?違うの?キャストロールでもトップだし。アナキンを突然「友」「親友」言い出したり(今までそんな素振りありましたか、マスター)、将軍に出世していたり(全然見えません、マスター)と強引展開に困惑しつつ、そんな事あの強引告白に比べれば微細微細。すわ「愛の告白」か!と唖然としましたが、感情を禁ずるジェダイにおいては「罪の告白」で許しを乞えない懺悔だったかと思うと切ないものがあります。ラストの諦念と希望がないまぜになったような表情といいユアンの好演が印象的。

チャンバラ好きとしては殺陣が多かったのも良かったです。
EP3の満足度が高かったのはそのせいかも(今までの文章台無し)

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