2016年振り返り

明けましておめでとうございます。日付間違い?タイプミス?ご安心ください。本日は間違いなく2月5日です。1月中までは、旧正月までは、節分までは年始でいけると強く言い聞かせてたんですが、いいかげん自分をごまかすのも無理になってきました。今年もよろしくお願いいたします。

2016年を振り返りまして25枚のチケットが手元にある訳ですが、内訳は芝居2本、ライブ23本。そのうちユニコーンツアーが9本。みたまえこの圧倒的な偏りを。

電大で年を明け、電大で年を越した2016年。年始の仙台では川西幸一チャック全開事件もあり目出度い年明けでした。最前列で御来光を拝みました。電大のカウントダウンは久々でしたが、あんだけゆるくやっていながら23時58分50秒にビシリと〆るタイムキーパーっぷりにしびれました。さすがベテラン。「1分切った!どうしよう!どうしましょうね皆さん!もう何も考えられない…!」と客に全振りするEBIさん、さすが電大。今年も電大、アルバム出すってよ(てしま社長働き者〜〜)

PUFFYは20周年ということで奥田さんゲストのライブがいくつか。川西さんと奥田さんの共演目当てという不純な動機でしたが新歌舞伎座は対バンと言いつつも奥田リスペクト祭。名曲の数々を堪能しました。加齢のせいか『モグラライク』で涙ぐむ。良いよねモグラライク… OT弾き語りも久々なうえにセトリが好き過ぎてどうしようかと思った。MOTHER、マイカンは予想してたけど「この後出てくるドラムの人が作った曲です」と『ブルース』にまさかの『雪が降る町』思いっきりミスしてたけどそこはご愛嬌。「この間ツアーが終わってやっと自由になれたらまた会ってしまった。うんざりするぜ!…ウソです」と信頼と安定のツンデレ。ツアーでは口数少なかった川西さんののろけ発言も聞けて最後は中学生のフォークダンスだってもっとマシだぜ!という照れ照れな手つなぎまで見られて新歌舞伎座のサンタさんマジありがとう。進化し続けることは確かにすばらしいけれど、20年経っても古くささを感じさせずに同じように立ち続ける彼女らもまたすごい。20周年おめでとうございました。

そしてライブ不毛の地とはいえ毎年何かと来秋してくれるミュージシャンには足を向けて寝られないぜ。今年は山崎まさよし、フラカン、せっちゃんと地元でライブを聞けました。再集結でひっぱりだこのイエローモンキーセンパイが来てくれたのも嬉しかったな〜セカンドシティ(by吉井センパイ)に夢をありがとう〜〜〜!!チケット紛失という大失態もありましたが、待ち焦がれていた客の熱量とそれを受け止めてより強く光を放つようなステージでした。いやあ格好良かった。天井桟敷だったのに汗だくになった。

ゆにこんおじさんたちは去年の後にどんな活動になるのかなと思っていたところ、蓋を開けたら50祭の総決算的ABEDON50が予想の斜め上を行く爆弾を落としていったのを皮切りにアルバム発売に全国ツアー、まさかの23年振り地元公演もあり、沖縄公演もありの久々のCDJ出演もありと怒涛の働きっぷり。○○周年記念よりもメンバーのお誕生日祝いにより盛り上がるおじさんたち流石である。そしてアルバム・ツアーのプロモーション活動の中では白眉の関ジャム出演。おじさんたちはソファやひな壇に座らせるよりも音楽をやらせた方が100倍魅力が伝わるのだ。当たり前のことをまさかテレビが教えてくれるとは。公演CMの代わりにこれを各地域で再放送した方がチケット売れるんじゃないかと本気で思わせてくれる良番組でした。「白身ががないからキミだけだって!」はー楽しかった。

ただね…アルバムとツアーについては未だにどこか咀嚼しきれてなくて(9回行っておいてそれかよ)名盤!史上最高ツアー!とは諸手を挙げられず、楽しさとモヤモヤを交互に抱えたまま千秋楽を迎えてしまいました。自然まとめる筆も重くなりまして、書いては消し書いては消しで本日まで至ったわけです。すみません、今ちょっと夏休みの宿題をやってない小学生レベルの言い訳を言いました。とはいえ、Z辺りまでは確実にあった「再結成バンドなのに過去曲を頼りにしないぞ!新曲のお通りだ!どうだ!」といった誰に向けてかわからず着こんでた鎧がここ数年でポロリポロリと落ちていき、今回についても、まあ、いいんじゃないの?という不思議と穏やかな心もちでもある。これだけ呟いてしまうと上から目線の批評っぽいけれども、咀嚼できない自分に対しての「まあいいんじゃないの?」である。そんなこともあるんじゃないの?7年活動しているバンドだもの。解散前よりも再始動後の活動期間の方が長くなった。いまだに伝説のなんて冠を付けられ座りの悪い時もたまにあるけれど、色々あって何でもないような顔をしつつ、フェスに出て、アルバムを出して、出ない年もあって、ツアーをして、7年経った。再結成バンドから再結成が取れてバンドになった。今、普通に活動してるバンドのひとつ。1か0かで語らなくてもいい。生きてることは変わることだ。ならばこんなに嬉しいことはない。とはいえ、まあちょっと今回は合わなかったんだよね〜はい次次!!と爽やかに切り替えできたらオタクはやってねえんだ!とばかりに1月からネチネチとアナログにレポをまとめてたりしてたのでした(そして収拾がつかなくなった)今年はもう少しこういったことを音楽的に言葉で説明できるようになりたい。

ちなみに沖縄公演はほとんどツイッターで呟かなかったのは単にチケット紛失再びだったからです❤テヘペロ❤ (というよりイエモンチケットとまとめて紛失してた)チケットレスで沖縄に飛びました。今日も人生はタイトロープ。そしてご縁があって急遽公式テスト&パーリィに参加してたのでした。パーリィとか怖い!リア充怖い!と震えてましたがとても楽しかったです。テストはもっとこうチャラいお遊び企画かと思いきやランチで事前学習シートが配られるというガチな雰囲気に必死にテスト勉強(ヤマかけ)しました…一夜漬けで何とかしてきたタイプです…千秋楽公演を答え合わせしながら見るという貴重な経験をしました。沖縄の思い出?うん、青い空と青い海とテストだったよ!!

2017年は早速フェスとイベントの予定が出てますが、30周年記念イヤーといいつつ何だかんだといつも通りなおじさんたちの音楽が聴けるといいな。今年もよろしくお願いします。

 

1/22 電大 Hello 2016!Yes we can make it./仙台CLUBJUNK BOX

手「見事に生き返った川西幸一はこんなに元気ですと間近で見てもらおうと」川西「別に死んでたわけじゃないけどね?」

2/13 山崎まさよし Twenty First Century Men" TOUR 2015-2016 /大館市文化会館

3/12 斉藤和義 KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2015-2016“風の果てまで”/秋田県民会館

「ハタハタは僕は嫌いです。あ、こんなこと言っちゃダメだったかなー…ごめんね♡嫌いにならないでね♡」

4/9 PUFFY 20th PUFFY TOURISTS社で行く PUFFY TOURS /仙台darwin

「水も静かに飲めないんですか…!!」

5/14 PUFFY TOURISTS社で行く PUFFY TOURS EPISODE 0 /豊洲PIT

川「どうも!20年前は36歳の川西です!」

民「川西さんが倒れたら出て行こうと思ってた。何とか持ったようで良かったです」

5/15 シネマ歌舞伎アテルイ/奥州市文化会館Zホール

5/29 フラワーカンパニーズ 47都道府県ワンマンツアー「夢のおかわり2016」秋田Club SWINDLE

「たとえ去年出したアルバムでも次が出るまでは俺はニューアルバムと言い続ける」

7/30、7/31 ユニコーン ABEDON50祭 サクランボー/祝いのアベドン /山形市総合スポーツセンター

9/18 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/仙台サンプラザホール

E「はじめての2Days!」民「一日目と比べてどっちがいいですか」E「絶っっ対二日目がいい!!」(初日に)

9/19 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/仙台サンプラザホール

民「オレたちアテンツ!」

9/22 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/南陽市文化会館

民「(かわにしさーんという子供の声に)耳が遠いから聞こえとらんよ。…後で伝えとくわ」

9/24 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/秋田県民会館

民「この曲好きなの?」川「ひき肉?」

10/2 SPARKS GO GO 手さぐりのエレキ2016/仙台retro Back Page

ヤ「お兄ちゃんはさぁ兄弟いるの?って長年付き合いのあるスタッフに言われました」

10/15 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/神戸国際会館こくさいホール

民「それいけカープをやりましたので次の曲は勝て勝てカープです!」

10/29 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/パシフィコ横浜国立大ホール

EBI「ハッピーハロウィン!!」民「ハッピーニューイヤーでもそこまでのテンションじゃねぇよ」

10/30 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/パシフィコ横浜国立大ホール

E「トリックオアトリーーート!!!!」(民生が腰をぬかす)

11/15 THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -SUBJECTIVE LATE SHOW-/秋田県民会館

「俺たちはセカンドシティの方が似合うと思うんだよね!久々に来たよ秋田!セカンドシティ!」

12/14 阿佐ヶ谷スパイダース はたらくおとこ/盛岡劇場

12/17、12/18 ユニコーン ツアー2016第三パラダイス/沖縄

EBI「最後にふさわしく、スペシャル沖縄バージョンで聞いて下さい」

12/22 パフィーと対バン愛の説教小屋ファイナル奥田ファミリー頂上決戦〜PUFFYフルバンドVS奥田ぼっち参戦〜

民「俺が(曲)作ってねぇのにお前らにやるわけねぇだろ」

12/29 COUNTDOWN JAPAN1617/幕張メッセ

民「来年もこの色(赤)を着れるように。還暦までこれを着て。もうすぐそうなる人もいますけども」

12/31 電大カウントダウン 電大GOGO2017/川崎SerbianNight

EBI「川西さんが(ツアーで)付けてたのは僕の大漁祭のカツラ。俺に黙って使ってたの」
川西「言ったじゃん!出る前に“貸して”って!“ええよ“って言ったの忘れたの!?」

 

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ラジオ(2016.8.4ミュージックライン)

2016.08.04 ミュージックライン ゲスト ユニコーン(川西・奥田)

ふと思い立って昨年のラジオを軽い気持ちで文字起こししたら7000字弱になり、休日が半日潰れて茫然とした記念にブログに残しておきます。

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ユニコーーン | - | -
サクランボー / 祝いのアベドン(アベストテン抜粋版)

ユニコーン ABEDON50祭「サクランボー / 祝いのアベドン」 山形市総合スポーツセンター 2016年7月30日、31日 40祭の3人ユニコーンからの50祭の締めくくりとなった山形でのお誕生日会。楽観的というか何も考えてない人間なので、アベストテンはどこまで放送できるのかなー!楽しみだなー!!と思ってたらまさかの「まだソフト化は未定」発言(電大)これはやべぇとひとまず覚え書をメモしておくことにしました。

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ユニコーーン | - | -
シネマ歌舞伎アテルイ地元先行上映会@奥州市
奥州市文化会館Zホール
”アテルイを語るトークライブ”
ゲスト:市川染五郎

全国で一番早い地元先行上映ということで行ってきました奥州市。
言うまでもないけどこの地元は染さまの地元でも中村兄弟の地元でもなく阿弖流為の地元です。1000年前の人物の地元おこし。奥州市熱い。Twitterでも少しつぶやいたけど見たまえこの圧倒的な高齢者層を!という客層だったため3時間5分というアナウンスに絶望的などよめきが起きたものの少なくとも私の周りはものすごい集中してました。さすが地元の英雄。隣の5歳児が殺陣やアラハバキとの戦いで豆のめりかぶりつきになってて、わかるー!わかるーー!!かっちょよいよね!!!と精神年齢が5歳児なので共感してました。

トークショーは上映のあと10分くらいの休憩を挟んで割とすぐ開始。
胆江新聞社の方と地元タレントふじポンによる司会進行。SNSへのアップ禁止とのことでこのご時世にちょっともったいないなーと思いつつ松竹ではなく地元新聞社主催なのでいろいろと難しいとこもあるのかなということでこちらで。
シネマ歌舞伎アテルイのネタバレというネタバレはないんですが一応折りたたみ。
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シアターゴアへの道 | - | -
2015年振り返り(続・後篇)
11/18 奥田民生/秋コレ/仙台サンプラザ
「本当にギターのこと良く知らないよね?君たちは。勉強しておいでよ!」「あれほど君たちもギター弾いて歌ってくださいって言ってるのに誰もやってない」「やんなさいよ、駅で!駅という駅で!」 あちこちで大絶賛の秋コレツアー、前楽仙台のみの参加だったため開幕にして閉幕。仙台サンプラザはイーガツアーでも行きましたけど小ぶりな武道館ぽくて結構好きです。一桁台の良席でしたが上手端だったためマツ子が目の前でした。今回のアイドル、マツタケコ。若者にしか聞こえない音域で歌うタケコ。未成年のため21時以降はステージからはけるタケコ。時計見たらアンコールの途中、ばっちり21時でスタッフが抱えていきました。そこはそんなに厳密にやることなのかいタケコ。スタッフがタケコの手を取ってバイバイしてるのを見て噴出して「♪きみはよすぎ かなりよwぶふっwぎwwふはははwwwww」ってなる奥田さんが見れたよありがとうタケコ。なんだあれちょうかわいいな。今回はレコ発ではないためソロの名曲佳作そろい踏みでMTR&Yの集大成かと民生ソロ初心者の私ですら思うくらいだったので長年のファンには垂涎だったんじゃないでしょうか。MTR&Yって猛獣たちと猛獣使い奥田さんってイメージで曲によって結構パワーバランスが変わるなあと思ってたんですけど、今回度々ボーカルの力にねじ伏せられるようなグルーヴが度々ありまして改めて凄さを実感してました。股旅に備えてか声も伸びる伸びる。ちなみに今回の目玉奥田民生責任監修珍ポーチは未だに使い道がなく持て余してます。次からは羽交い絞めにしてでも監修しないよう止めてください原田さん。

11/28 奥田民生/ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム
「まったく許可も取らずに…今思えばこれはWOWOWで…何とかしたいと思います」 今年二度目の広島!アホか!正直東北から広島は遠いんです。なんとなれば韓国とかロシアの方が近いんです。そのうえ羽田までの使用予定機が落雷にあい使用不可になるというアクシデント。JALからANAへ振替え出来たものの広島着が夕方になり楽しみにしてた呉ツアーが夢と消えました。しかし諦めきれずまるめんで夕食後、夜の呉をそぞろ歩き閉店間際の巴屋駅構内店でもなかアイスを買い寒空の下食べてやったぜ!!!覚えてろ!!(訳:また来ます) 明けて股旅当日はどちらかといえば曇天ななか、始まる頃にはぽっかりスタジアムの上空だけ青空になったのさすがでした。どんだけ天に愛されてるの。この日はライブももちろん素晴らしかったけど町の雰囲気やスタジアムのお祭り感がとても良かった。奥田民生のお祭り。縁日をのぞくような気持ちで町やスタジアム内をぐるぐる歩き回った。そしてやっぱりスタジアムは広い。ひたすら広い。そしてぽつんと浮かぶ小島のようなステージ。リハ写真を見てせりあがるか飛ぶんじゃないのwwと笑ってたらおいおい回転したぜあのステージ…。フィギュアスケートで、すり鉢状になったリンクで観衆の視線を一身に浴びて滑るには常人の想像以上の精神的重圧がありそこで戦う彼らは間違いなくアスリートだ、という評を昔読んだんですけど、スタジアムという巨大なステージでアコギ一本でひとり弾き語るというのは恐ろしい所業だなあとしみじみ思うわけですが、そこで「まあ気楽にトイレにでもいったりしながら聞いてくださいよ」と言いのけてしまうのは後にも先にもこの人くらいじゃないだろか。
最初にやる曲だけは決めていたという『674』ソロデビュー1曲目。初めて聞いたときユニコーンはあなたにとってそれほど苦しかったのかい?とそれまでを拒絶されたような気持ちで勝手に落ち込んだ10代を過ぎて私もあなたも年を経た。この曲をどんな気持ちで歌ったんだろう。『えんえんと』『遺言』『SUNのSON』ってあげてたら枚挙にいとまないな!『CUSTOM』は意外性はないっちゃないんだけど、あまりに名曲過ぎて気安く聞けない気がして恐れ多い曲で、それをこの特別な場で聞けたのはうれしかった。「届いてる?」誰に届けたいのかは本人のみぞ知ることだけど、あの場にいた3万人にはそれぞれ届いてた気がします。『Darling』はもう自分のかわいいことを十二分に知ってるあざといおじさん全開で案の定萌えしんでました。かわいいよ!!ああかわいいよ!(逆ギレ)『世界の終わり』は正直ドラゲナイと思ってた勢で大変すみません。『人間はもう終わりだ』といい伝えたい言葉は歌に託し、どう受け取るかは聞く人間に一任する奥田民生というミュージシャンはとても誠実だ。一曲ずつあげたらキリがないけど気負いなくユニコーンの曲もやったり、休憩時の「スペシャル版それいけカープ」にユニコーンメンバーが当然のように出てきたりもうれしかったな。川西さんの「大きな声でたっみっおっっ!!!」は思わずこぶしを振り上げて復唱した。つらいときはみんな大きな声で言ってみようぜ。奥田民生の作り出す祝祭日に参加できて良かったです。

12/05 フジタユウスケ/吉祥寺プラネットK入ル
川「何で止めてくれないの?」ユ「止められませんよ!」 前日強風で止まっていた新幹線が今日は動くらしいよ。なるほどねーそうねーーというわけで寝起き5分くらいで決めて当日券で参加。大漁祭以降は甲斐よしひろさんのツアーサポートなんかもしてた川西さんですがフルのライブはこれが復帰後初だったのでは。大漁祭のときはやはり体力的につらそうで所々よれたりフィルが抜けたりとあって。というかそもそも脳梗塞を患った人が軽度とはいえ2か月そこそこで大舞台に復帰すること自体が驚異過ぎるんですけども。その後ござるで体力作りにつぐ体力作りの日々がアップされる度にどこへ行くの川西さん…と思ってましたがなんというか本当にプロ根性というか自分に厳しい人です。で、もうスネア一発目からあっもうこれは川西さんでしかありえないという音でした。生を謳歌するような、心臓が脈打つリズムそのもののような、音を繰り出すのが楽しくて仕方ないという刻み。そして散々好き勝手にビーマイベイベービーマイベイべー合いの手を入れてくる、フリーダム川西さん、お帰りなさい。私はフジタユウスケの熱心なリスナーではないのですが『栄光のマウンテン』や『欲望』のひたむきな音にはハッとさせられるし、フジタユウスケの若さに茶々を入れつつまるで併走するようなグルーヴのガラパゴスバンドの音はとても格好良いと思います。吉祥寺プラネットKにドラム台が置かれることを祈りつつ(相変わらず川西さんのお姿はまったく見えませんでした…)

12/22 奥田民生/生誕50周年伝説/となりのベートーベン/東京国際フォーラム
年内ライブ納めは奥田さん。奥田民生50歳イヤー(意味被ってる)の2015年、もみじまんごじゅう、ひとり股旅、そしてこのベートーベンと運よくお祝いに参加できました。とはいえ今回は豪華ゲスト過ぎて大激戦、案の定落選で半ば諦めてたところお声掛けいただけて本当に感謝しかないです。いつかどこかでお礼が出来ますように。 今回は第一部がGOZ、MTR&Yでゲストボーカルによる奥田民生カバー、第二部はオーケストラ+スペシャルバンドの二部構成。一番楽しみにしてたのがGOZでしたけど、もー!もーー!!これが!!最高!!しーたかさん!歌うようなドラム!私は川西さん脱退でさーーっと冷めて4946ツアーにも行かずその後4946映像ほぼ見てないような奴ですが、何というか川西さんの代打としてしーたかさんを選んだ人の慧眼たるや。当時ですら大ベテランの大御所に何をかいわんやなんですけど、とにかく非常に川西さんと近い音という印象でした。川西さんのドラムが「笑いながら全力疾走してくる戦車」ならしーたかさんはさしずめ「V8エンジン搭載ネコバス」といったところ(自分にしか伝わらない例え)逆に近い音であればあるほど、プロの耳には微妙な違いがより鮮明に別のグルーヴとして感じられたのかなとちらりとよぎったり。ここら辺は川西班の妄想です。できるならばGOZで奥田民生ボーカルを1曲でもいいから聞きたかったなーー!!次のソロツアーGOZで回ってみませんか奥田さん! とはいえゲストボーカルのカバーもまた凄かった。なにせあの面子ですよ。カバーってのは技術ももちろん表現力があからさまになってしまう気がするんだけど、全員自分の色になってたのがすごい。ヤックのツインベースでものすごいヘビーな音の『愛のために』や真心の『息子』チャボの『人間』は斎藤有太の選曲含めて特に好きだったなー。そしてそのなかでも吉井和哉の『手紙』は本当に白眉だったと語り継ぎたい…!ギターソロで絡みにいった奥田さんはあれ結構本気で音でぶつかっていったんじゃないだろか。その後年明け8日にイエローモンキーの再結成を聞くことになるわけですがそれも違和感ないくらい、あの時あの場所に居たのは間違いなくロックスターだった。そして『手紙』という曲の凄味もまた改めて。その人の力量がもろに問われる怖い曲だよー怖いよー… 
第二部はゴージャスにオーケストラ!とはいえビッグバンドの風情もあって+バンドもあるという盛り盛りな音の洪水。ピアノ兼指揮は見たことあるけどバンドのキーボードしつつオケを指揮するって初めて見ました。斎藤有太恐ろしい子…!『股旅(ジョンと)』なんて豪華な遊びを挟みつつオーケストラに負けない声なのはもちろん、奥田民生のもつ多彩な音がより鮮明になっていた(気がする)『MILEN BOX』が聞けたのもうれしかったなー『風は西から』はもはやイージューさすらいに次ぐ代表曲の風格。そしてアンコールの『すばらしい日々』インストはちょっともうこれズルいでしょ…斎藤有太は奥田さんを泣かせるのに全力なの?ドSなの?と思いながら泣いてました(わたしが)そしてそのあとの紙ふぶきのなか『CUSTOM』を弾き語る奥田さんの姿。美しくて美しくてあまりに有終の美過ぎてすこし怖くなり「来年は普通に頑張ります」と何度も繰り返す奥田さんの言葉にほっとしたのでした。ひとり股旅が民生の作った祝祭日ならこれは盟友斎藤有太はじめ奥田民生を愛する人々による奥田民生讃歌の空間だった気がします。
2016年も、その先も奥田民生のすばらしい日々が続きますように。

2015年もありがとうございました。
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